3月議会報告

活動報告, 議員活動

3月23日、令和5年第1回定例会(3月議会)が閉会いたしました。

今回は一般質問の機会をいただいたのでその質疑の概要および令和5年度の予算審査にあたって賛成すべきと討論した内容についてご報告申し上げます。

 

【一般質問通告】

  • 観光振興について
  • バラまちづくり
  • 市民活動団体公益事業補助金制度
  • 高齢者の健康維持について
  • 選挙啓発

 

観光振興計画について

1)質 問:「八千代市観光振興計画」において“花の観光都市”ビジョンの進捗は?

答 弁: 八千代市の観光ブランドイメージの醸成と既存の観光資源の高付加価値化やブラッシュアップを目的に、新川千本桜、村上緑地公園の彼岸花、京成バラ園など花を素材とした動画をYouTubeで公開。

目標数値を早々に上回る再生回数があったが、この数値が一時的なものではなく、今後も継続できるよう取り組んでいく。

要 望:閲覧数の増加に加え、YouTubeチャンネルの登録者数も増加できるよう視聴者やチャンネル登録者が飽きずに、興味が継続するような工夫が必要。

提案として、ライブカメラの設置を検討してはどうか。リアルタイムでの映像配信は瞬時に現地の天気や開花状況が分かり訴求力がある。

ライブカメラの設置によって花の観光都市の情報発信以外にもその景観が荒らされないよう守り、防犯や防災の抑止にもつながる。

設置コストやセキュリティー、プライバシーへの配慮など課題もあるが、花の観光都市八千代を目指すためにも動画の工夫、ライブカメラの設置を要望する。

 

2)質 問:八千代市の観光資源を広域連携する考えは?

答 弁: 「観光振興計画」内では市の花「バラ」を重要な観光資源として位置付け、近隣自治体との地域間連携により新たな魅力の開発も必要ある為、佐倉市の「草ぶえの丘バラ園」、習志野市の「谷津バラ園」といったバラ園を持つ近隣自治体との連携について今後調整を図りながら検討していく。

要 望:「草ぶえの丘バラ園」内には世界的なバラ育種家としてミスターローズと呼ばれ八千代市にも住んでおられた鈴木省三氏のミュージアムがある。

両市との連携調整を引き続きお願いすると同時に、四季折々の花を楽しむことができる船橋市の「アンデルセン公園」との連携も検討してはどうか。

 

バラまちづくり

質 問:市の花「バラ」を活かしたまちづくり、令和4年度の取り組みは?

答 弁:従来の小学校の新入生へのバラ苗配布、八千代市地域振興財団によるバラ講習会や記念樹配布事業に加え、新たに市内小中学校9校で植栽開始。

要 望:植栽エリアも苗の本数もまだまだ拡大している。

ボランティア募集の呼びかけと作業の安全や効率のため水源設置などの環境の整備を求める。

 

市民活動団体公益事業補助金制度

質 問:新制度の運用と方向性は?

答 弁 申請の際、関連が深い担当課を記入していただいた。これを機に行政が市民活動を知り、将来的には行政と市民活動団体が連携し、地域課題や社会課題の解決を図ることに繋げていきたい。

要 望:市民活動団体は、市民のもつ豊かな社会経験と創造的なエネルギーの結集であり新たなコミュニティの形成である。

新制度は職員から見て市民の顔が見え、市民から見ても職員の顔が見える関係を築くことができる。

新規団体にはスタートアップに必要なサポートを、既存の団体には自立支援へのステップアップを願うとともに新制度の名称「市民活動団体公益事業補助金制度」がやや堅苦しく長い。

略称やキャッチフレーズを作り新制度の理解と浸透を図ってはどうか。

 

高齢者の健康維持について

質 問:フレイルの概念として、筋力などが低下した身体的フレイルに限らず、孤立や閉じこもりなどの社会的フレイルもあるが、高齢者の通いの場、集いの場の現状は?

答 弁:高齢者の生きがいづくりや社会参加の「集いの場」は、大きく分けると3つある。

1つ目の住民主体の交流の場「介護予防サロン」は、コロナ禍収束で徐々に再開の兆し、2つ目として「ふれあい大学校」は、令和4年度から午前中の講義に加え午後にクラブ活動を追加し、受講者同士の親睦が図られている。

3つ目として、地域の高齢者が交流を深め、有意義な生活をおくるための組織である長寿会、これらの活動に対し引き続き支援を行うとともに集いの場としての拠点を増やしていく。

要 望:集いの場等への外出支援として高齢者タクシー券配布の拡大や改善を求める。

 

選挙啓発

質 問:若年層における投票行動は,子供の頃からの意識づくりが重要。若年層に向けた選挙啓発の取り組みは?

答 弁:成人式で選挙啓発冊子の配布、子供の政治意識向上を図る出前講座の実施、選挙を身近に感じてもらえるようポスターや標語作品の募集、各学校で取り組む主権者教育に役立ててもらうため,記載台や投票箱等の選挙資機材の貸し出し等の啓発活動に取り組んでいる。

引き続き各学校と連携し,若年層の選挙や政治に対する意識の向上に努めていく。

 

【令和5年度予算審査 賛成討論】

令和5年度予算の歳入面では、令和4年度の実績で個人市民税や固定資産税などで増額が見込まれたことで、市税で約10億6千万円の増額となった他、地方消費税交付金及び地方交付税についても増額が見込まれている。

歳出面では、義務的経費では公債費で減額となったが、人件費では一般職員及び会計年度任用職員人件費 などで増額、扶助費では待機児童対策に伴う民間保育園運営事業や障害者自立支援事業などで増額となっている。

また義務的経費以外では、物件費で八千代市総合運動公園の旧市民プールの解体撤去工事や東八千代調理場の運営経費、 原油価格の高騰による光熱水費などで増額となったが、 普通建設事業費では、 東八千代調理場や上下水道局庁舎工事等の完了などで減額となった為、一般会計予算の総額は、前年度から0.6%、 3億6,400万円減の648億9,600万円となり、過去2番目の予算規模となっていた。

予算案の審査にあたって、この予算案が市民の安心・安全に結びつき、市民サービス向上につながっているかという点に着目して審査を行った。

審査の結果、喫緊の課題である待機児童の解消に向けた民間保育園の増築工事や小規模保育事業所の新設補助、3歳児以上の受け皿確保のための「こども送迎センター」整備、学童保育所では新木戸第二学童保育所建設工事に係る経費など、子育て支援策に対する予算が大幅に拡充されていることが確認できた。

また、災害時の防災拠点となる新庁舎については、継続事業として整備していく他、児童発達支援センターの整備、大和田小学校、高津中学校の長寿命化改修工事実施設計費用など、公共施設の老朽化対応や都市計画道路3・4・1号新木戸上高野原線及び3・4・12号八千代台南勝田台線の整備、勝田台駅南口エレベーター設置工事補助など, 市民の安心・安全に配慮した事業が盛り込まれていた。

一方、財政健全化への対応としては、長年の課題となっている経常収支比率については、原油価格・資材価格の高止まりなどの影響に伴い101.8% と悪化しており、財政調整基金の残高についても他市と比較して十分な状況ではない。

しかしながら, 公債費負担比率や市債残高については、元金償還額以上の借入を行わないよう抑制を図ることなどで改善がみられ一定の評価はできる。

今後については、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策, 防災・減災への対応を引き続き徹底いただくとともに、原油価格・物価高騰によって影響を受けている市民や事業者の方々への支援など,、市民の要望に的確に対応していきだきたい。

また、 18歳までの通院・調剤に係る医療費の拡充については、一般質問でも市長から、「年内に拡充できるよう検討する」との答弁があったことから、実現に向けて積極的に取り組んでいただきたい。

同時に、持続可能な制度となるよう、財源確保にあたっては、より一層の行財政課企画の推進に努めていただくことを願い、令和5年度当初予算について賛成の討論とする。

 

議場にて

議場にて林隆文市議会議長と