9月議会報告

活動報告, 議員活動

9月27日、令和5年第3回定例会(9月議会)が閉会いたしました。

議決結果にについては市ホームページよりご確認ください。

 

議決結果(令和5年第3回定例会)

 

今定例会では一般質問の機会をいただきました。質疑の要旨を抜粋しご報告申し上げます。

 

【一般質問通告】

  1. 花の観光都市ビジョン
  2. 子どもたちの多様な学びについて
  3. 文化芸術の振興
  4. 新木戸交差点の道標の在り方

 

1.花の観光都市ビジョンについて

質問

昨年3月に「八千代市観光振興計画」が策定され1年半が経過、主な活動実績は?

答弁

各市民実行委員会主体の市内の花(桜、バラ、彼岸花、他)に関わるイベントの後援やその広報活動を支援。観光媒体配布、YouTube動画配信の他、庁内複数部局で連携し、市外の催事に赴き「花の観光都市八千代」のPR活動も行っている。

要望

新川沿いにライブカメラの導入、設置を再要望。開花状況や現地の雰囲気など、映像で見せた方が早く、分かりやすい。

ライブカメラを設置することで防犯や防災、景観の維持にも繋がる。

また八千代市が花の観光都市を目指していくことを行政だけではなく市民の理解、協力も必要。

提案として、オープンガーデンの実施はどうか。

有志市民の協力を得て期間限定で自宅の庭を公開いただくもの。

千葉県内の数市でも実施例あり好評を得ている。

花を愛でるだけではなく、本市都市マスタープランにもあった“歩いて楽しい街づくり”にも繋がるのではないか。

検討を。

質問

バラを活かしたまちづくりを!と本市の人口20万人到達を機に「バラまちづくり庁内委員会」が立ち上がり、推進指針案が作成されたが今後の展望は?

答弁

推進施策案の検証と実施、関係部署の取り組み進行管理等も必要と考えている。

要望

バラを活かしたまちづくりをどうしても実現するんだという強い意志を持って進めていただきたい。

そして本気で「花の観光都市」を目指して欲しい。未来の観光のバトンを子どもたちにしっかりと渡す責任がある。

 

2.子供たちの多様な学びについて

質問

昨今、少子高齢化や地域のつながり減少による地域の教育力の低下や発達障害、貧困といった福祉的な課題増で学校が抱える課題が複雑化、多様化しているように感じる。

そうした中、学校だけではなく社会全体で子供たちの成長を支えていくことが求められているが、現在本市では、学校運営協議会や地域学校協働本部の設置状況は?

答弁

学校運営協議会は現在、大和田・萱田地域として大和田小学校に、学校運営協議会及び地域学校協働本部は、高津・新木戸地域として地域内7つの小中学校をまとめて高津小学校に設置していますが、令和8年度末までに市内小中義務教育学校において設置を目指している。

要望

設置準備、設立直後は関係者の方々に相当な負荷が掛かっていると聞いている。

先進市の運用を参考に行政側の組織体制の在り方も検討し積極的な支援を。

質問

八千代子どもサミットの取組について

答弁

八千代子どもサミットは,「未来を担う子どもたちが,地域の問題や将来について考え,郷土への誇りを深めるとともに,小中義務教育学校が連携して,地域への活動を行っていくこと」を目的としている。

また子どもたちの可能性を信じ,主体的に地域に関わっていく活動も大切にしている。

この事業は平成21年から続いており,サミットに参加した各学校の委員が話し合ったことを各学校や地域に広げていくことが大切である。

今後はリーダーシップを発揮できる人材の育成にも力を入れていく。

要望

他市にはない八千代独自の教育事業である。継続と更なる周知を。

 

3.文化芸術の振興 について

質問

新型コロナが収束し社会活動、文化芸術活動再開の時期を迎えているが、本市の文化芸術活動の取組は?

答弁

「八千代市文化芸術の振興に関する基本方針」に基づき振興に努めている。

市民が優れた文化芸術活動を学び,鑑賞する機会として市民文化祭を開催している。

市民ギャラリーでは本市ゆかりの作者による収蔵美術品の展示や各種美術講座の開催等、市民会館では市民自らが文化活動の発表の場として市民芸能祭の開催や千葉県誕生150周年記念事業として市民参加型の音楽劇を上演するなど,多岐に渡る文化芸術への取組と情報発信を行っている。

要望

文化芸術のもたらす影響力や効果はすぐに現れるものではないが、活き活きとした市民一人ひとりの活力が集団の活力となり自治醸成につながるものと考える。

八千代市市民憲章の一説にもこうある。

「自然を愛し、緑と花を育て、文化と潤いのあるまちをつくります。」

市民が自信をもってそう宣言できるよう文化芸術振興の取組をお願いしたい。

 

4.地域問題~新木戸交差点道標の今後の在り方

答弁

新木戸交差点に所在しておりました「成田山」の道標につきましては,通学路に面した場所にあり,道標が傾き倒れる危険性が懸念されることから郷土博物館に移設した。

しかしながら,「成田山への道しるべ」という過去から担ってきた本来の趣旨と本市文化財としての在り方等を考慮すれば,元の位置に戻すことが望ましいと考えており,関係者との調整を図っていく。

要望

ものごとにはすべて始まりがあります。地域にもその成り立ちがあります。

道標は元の位置に戻すことが望ましいとのご答弁、地域の皆さんのお気持ちも同じなので安心しました。

引き続き調整を図っていただきますようお願いいたします。

わたくしも地域に皆さんへの丁寧な説明を心がけて参ります。