6月29日「第69回 社会を明るくする運動」に出席しました
「社会を明るくする運動」とは、
「みんなで犯罪や非行の防止と立ち直りについて考え、それぞれの立場で力をあわせて犯罪や非行のない地域社会を築こう」
という全国的な運動で、7月がその強化月間です。
毎日のように起きる事件や犯罪、取締の強化や厳罰はもちろんですが、
それと同時に罪を償い立ち直りを決意した人を
“おかえりなさい“
と受け入れ、再びあやまちに戻さない、あたたかいまなざしで支え合う社会が大切だと思います。
非行や犯罪を生み出さない家庭や地域社会を作っていくことが重要なのです。
4世代が一緒に暮らし、助け合ったり、悩みを打ち明けたりすることが当たり前の日常であることを綴った睦小学校の児童がこの運動の作文コンテストで入賞し、堂々と壇上で披露した姿が本当に頼もしかったです。
また、「少年院を一歩外に出た日」と題した講演会では、少年院での経験があり現在は出院者の社会復帰を支えるNPO法人「セカンドチャンス」理事長の才門辰史さんを迎えました。
出院者の社会復帰に必要なのは、
「家族や周りが見離さないこと」、
「必要とされているという自覚」、「本音を打ち明けられる相手がいること」
と。
出院者に限らず、この3つは青少年が成長する上でも大事なことだと思いました。
この活動の中心となる保護司を務められている方々の中には、わたしの小学校の恩師や日頃からお世話になっている方々も多く、相応しい皆さんだとあらためて思いました。
最後に大和田中学校吹奏楽部の演奏がありました。
お揃いのユニフォームに、女子は全員前髪をあげた「デコ出し」スタイルが、演奏中の笑顔をより一層輝かせていました。
この子たちの笑顔がずっと続くようにサポートしなくては!
そんな想いで「アンコール」の声を掛けました。