9月議会報告

活動報告, 議員活動

令和4年度第3回定例会(9月議会)は、上程された議案全て原案可決、承認され、9月29日に閉会いたしましたことをご報告申し上げます。

 

<議決結果>

 

https://www.city.yachiyo.chiba.jp/351000/page200238.html

 

特筆お伝えしたいのは、議案第4号の

 

八千代市子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」です。

 

この条例改正は、これまで中学3年生までだった医療費の助成を、入院に係る助成については高校3年生まで拡大するもので、今定例会で全会一致で可決いたしました。

助成内容は、健康保険が適用された医療費に対する自己負担金から子ども医療自己負担金(1日300円)を差し引いた額を助成します。

助成方法は償還払いですので、一旦、費用の全額を立て替えてお支払いいただき、申請後に既定の額が払い戻されます。

令和4年10月診療分以降の入院に係る医療費から対象になります。

詳しくは市ホームページをご参照ください。担当課は子ども福祉課です。

 

https://www.city.yachiyo.chiba.jp/80500/page100052.html

 

また、今会期中には決算審査特別委員会が設置され、わたくしは副委員長を務めさせていただき令和3年度決算を審査いたしました。

一般会計の歳入総額は70,530,175千円で、前年度比△13.0%,10,551,329千円の減額、歳出総額は66,799,744 千円で、前年度比△14.8%、11,558,215千円の減額。

特別会計は、 国民健康保険事業特別会計が、歳入総額は16,030,591千円で、前年度比2.5%、388,586千円の増額、歳出総額は15,616,074千円で、前年度比 1.5%,236,322千円の増額。

歳出の主な内容は、一般被保険者に係る療養給付費のほか、国民健康保険事業費納付金の一般被保険者医療給付費分等に要した経費である。

介護保険事業特別会計は、歳入総額は13,606,339千円で、前年度比4.5%,582,834千円の増額、歳出総額は13,319,920千円で、前年度比 4.9%、621,000千円の増額。

歳出の主な内容は、被保険者に係る介護サービス等諸費及び介護予防・生活支援サービス事業費のほか、高額 介護サービス等費等に要した経費である。

墓地事業特別会計 歳入総額は42,157千円で、前年度比12.7%、4,748千円の増額、歳出総額は42,062千円で、前年度比12.6%、4,723 千円の増額。

審査にあたり様々な質疑が4日間に渡り成され、採決では決算を承認する委員が多数であり、9月29日の総括審議で賛成討論を委員会代表としてわたくしが務めさせていただきました。

要旨を抜粋して記載いたします。

 

<決算審査賛成討論>

令和3年度は 「八千代市第5次総合計画」のス タート年度であり、計画に掲げた事業の効率的且つ着実な推進に加え、新型コロナウイルスの感染拡大が長期化し、市民生活や地域経済が深刻な影響を受ける中、必要とされる支援策の実施や防災減災対策、 公共施設の老朽化対策など例年にも増して難しい市政運営が求められた年であった。

その中でも、最も重要な課題である新型コロナ ウイルス感染症対策については、ワクチン接種をはじめ、子育て世帯や住民税非課税世帯等を対象とした臨時特別給付金の給付等を実施。

また、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に当たっては、一般財源も投入し、市内保育園や学童保育所等に対する感染症対策に係る補助金の交付や中小企業者等経営支援金の給付など、市独自の支援策の実施に努められたと認識している。

また、(仮称)八千代市児童発達支援センター・ すてっぷ21 大和田複合施設の実施設計、八千代台 分署・第4分団詰所耐震補強等工事、浸水ハザ ードマップの更新、放課後子ども教室3校の新規開設など 市民の安心・安全、 市民サービスの維持・向上につながる様々な事業が実施された。

審査においては、様々な角度から質疑を行い、財政面では、経常収支比率が前年度 から 3.4 ポイント改善し 92.2%となったほか、財政調整基金の醸成や市債残高の減少など、主要な 財政指標において改善が見られた。

今後においては、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化に加え、原油価格・物価高騰に伴う財政への影響が懸念され、 さらに厳しい財政運営が求められると考えられるが、市民ニーズを的確に捉え、引き続き速やかかつ効果的な対応と令和5年度予算に向け、市民の安心安全につながる施策への積極的な対応をお願いしたい。

議場にて上記のような賛成討論をし、議案第7号の決算認定について承認いたしました。