8月6日 「黙とうと献花の集い」に出席しました。
「黙とうと献花の集い」は、8月6日、市民会館前に設置された平和祈念碑に市民有志が集い、広島に原爆が投下された8時15分に黙とうを捧げ、出席者一人一人が平和祈念碑に白い菊を手向け、被爆者の冥福を祈るため毎年行われています。
(平和祈念碑は被爆した広島市役所の一部が使われ建てられています。)
八千代市は、昭和62年9月、生命の尊さを深く認識し、核兵器の廃絶、世界の恒久平和達成に努力することを決意した「平和都市宣言」を行っているので、8月6日はその誓いを新たにする機会にもなるでしょう。
市民会館ロビーには原爆パネルや戦時品、市民から寄せられた10万9千羽の折り鶴が展示されていました。
折り鶴は後日、広島市、長崎市に献納されるということです。
また、毎年式典で披露される八千代少年少女合唱団の歌声を聴く度に、
原爆によってこんなふうに歌い、仲間と語らい、青春を謳歌することも叶わなかった少年少女たちが大勢いたのかと思うと胸が痛みます。
同時に「今」を生きる彼ら彼女らが、命の大切さや自由であることの有難さを感じ取ってくれたらいいなとも思います。
今年はこの時期、関連する映画を積極的に鑑賞しました。
八千代平和事業で上映された映画「母と暮らせば」
NHK地上波で初放送されたアニメーション映画「この世界の片隅で」
劇場公開中の「アルキメデスの大戦」
どの作品にも共通するメッセージは
「あたり前の平和がどれほど幸せなことなのか」
「戦争は大切なものを一気に失うことになる」
広島に原爆が投下されて74年が経ち、被爆体験者の高齢化により語り継いでいくこと、
伝えていくことが難しくなっていると先の報道にありました。
記憶を風化させないためには文書、映像で残していく必要があると思います。
八千代市ではホームページ内で被爆体験講話の動画が公開されているのでご紹介させていただきます。
被爆体験講話動画(八千代市ホームページより)
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/21006/page100014.html
新元号の「令和」って言葉の響きが「平和」と似ているな、などと思いながら集い会場を後にしました。